私たちの生活と文明、そして生命を支えるもの――それは「食」です。 科学技術の革新とグローバルな経済活動の発展により、私たちは今、世界中の食を手軽に楽しむことができるようになりました。

しかし、食を生み出す農業の現場では、大量生産・大量消費を背景に、化学的なスタイルが主流となり、農薬や化学肥料によって作物を育てることが当たり前になっています。

ここで私たちは、ひとつの大切な視点を見落としてはなりません。 それは「安心」と「安全」という、人間の根源的な価値です。

農薬や化学肥料がすべて悪であるとは言いません。 しかし、現代社会はあまりにもそれらに依存しすぎた結果、土壌環境や生態系、ひいては食の安全性までもが脅かされつつあります。

私たちエヌバイオは、「自然と共に生きる農業」を目指し、できるだけ農薬や化学肥料に頼らず、安心・安全な農産物を日本の農業に定着させることを使命としています。

自然の循環性を尊重し、微生物や鉱物など、自然の力を活かした資材と技術による“やさしいアプローチ”を推進しています。 これにより、日本はもとより世界中の生産者に新たな活力をもたらし、持続的な収益向上と健全な農業の発展に貢献してまいります。

これらの取り組みは今、確かな成果を生み出し、着実に広がりを見せています。 私たちは、自然と人と農の未来をつなぐ架け橋として、これからも挑戦を続けてまいります。